PRODUCTS 製品紹介

車載用表示機器として、クラスター、CID、電子ミラーなど、さまざまな用途として使用されます。車載環境下での温度や振動等に対応した高信頼性車載用製品です。

FA用パネルコンピュータや計測器を始めとし、限られたスペースで多くの情報を取り扱う公共用システム、また放送局用のモニターなど、さまざまな分野で活躍しています。

TECHNOLOGY 技術紹介

TED(Touch Embedded Display)

TEDは、タッチパネルと画像表示パネルを一体化させた、Tianma独自のディスプレイソリューションです。 電極の配線レイアウトの工夫によって、画像表示とタッチパネルの制御を共通部材上で実現します。薄型、狭額縁、低反射率など、車載やモバイル製品で必要な特性を実現できるので、幅広いディスプレイ製品への応用が期待できます。

・Higher Transmittance ・Super low reflectance
・Super slim as normal LCM ・Narrow bezel
・High SNR & Good TP Performance

Mini LED

Mini LEDディスプレイは、非常に小さなLED素子をTFTガラス上に配し、バックライト点灯エリアを細かく分割・制御して画像を表示させます。高解像度や高コントラストの画像表示において非常に優れた品質を実現し、さらに低消費電力も実現できる特性から、現在もっとも注目度の高い液晶技術の一つです。

・Active Matrix Driving with TFT-Glass substrate
・Thousands of mini LEDs≥1000
・High Dynamic Contrast Ratio>10000:1
・High NTSC
・Power saving:down 50%

カーブディスプレイ

凹型のカーブディスプレイはヒトの眼球曲線に対応した設計構造で、従来の平面ディスプレイに比べて視界を非常に広く覆うため、自動車のコックピットなどの空間で高水準の没入体験を得ることができます。さらにTianmaの超高コントラスト技術によって、ひずみゼロの視覚体験を実現します。

・27.6”R1000 mm
・High resolution 5432*932(200 PPI)
・High dynamic contrast ratio > 10,000:1
・High color gamut NTSC > 100%
・Full screen with multiple touch function

医療向け狭額縁ディスプレイ

TianmaのHRASG(High Reliability ASG)回路は、医療向けディスプレイの狭額縁設計を実現します。2台のディスプレイを並べて表示する際にディスプレイ間の視線移動がスムーズに行えるので、画像診断のような場面で使用者の負担を軽減できます。狭額縁設計は、高精細で優れた表示特性のディスプレイの効果を発揮できるため、要望が高い技術の一つです。

・Super slim as normal LCM ・Narrow board
・High SNR & Good TP Performance
・Ten fingers touch ・Active pen function
・High refresh rate ・High resolution

高周波技術

ゲームやスポーツなどの速さや滑らかさが要求される動画表示には、「にじみ」や「残像」の対策が欠かせません。 高周波技術は、パネル設計の最適化や高速応答に適した素材の導入によって、超高周波数や高速応答性能を実現し、なめらかで鮮明な画像表示を可能にします。

・Ultra high frame rate (360 Hz)
・Fast response time(3ms)
・High color gamut sRGB (100%)
・Narrow border(L/R=1.3mm)

Micro LED

100μm以下の極小LED素子を、ガラス基板あるいはPI(ポリイミド)フィルムに実装する技術です。 Micro LEDディスプレイは、高輝度、高コントラスト、広色度域、高信頼性など数々のメリットがありますが、広範囲のパネル上へのLED実装に高いノウハウが要求されることが技術普及への課題の一つとなっています。Tianmaはこの課題を克服するパネル製造技術を確立し、Micro LEDパネルの高効率で安定的な供給を目指します。

・High transparency ・Higher reliability
・Long life time ・High response rate

FOPLP (FanOut Panel Level Package)

FOPLPは、近年高い注目を集める半導体パッケージ技術です。従来の半導体チップはプリント基板上に実装されていますが、Tianmaでは液晶パネル基板を使用した実装技術の開発に取り組んでいます。FOPLPは生産性の向上とコスト面で有利な点から、将来的に集積回路生産の主流を担う製造手法になり得るもので、Tianmaはパネル生産ラインの強みを活かし、チップおよびパッケージング分野に進出するための足掛かりとして本技術を捉えています。

・Excellent Electrical Performance ・Thin & light
・Warpage Resistance ・Low Cost

Driving Motion System

タッチパネル、センサーカメラ一体型の自動車の運転席用ディスプレイ。独自開発のディープラーニングとアルゴリズムによって運転者の顔の周辺情報を識別し、安全運転をサポートするソリューションです。

シームレスディスプレイ

表示エリアと周辺エリアの継ぎ目(seam)が分からない、シームレスディスプレイ。ディスプレイがオフの時は、そこにディスプレイがあるとは思えないけれど、オンの時には鮮明な画像が浮かび上がります。木目調などのマットな素材の上にもクリアな画像を表示でき、高級感ある空間にディスプレイが違和感なく調和します。